2024-01

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百人一首

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば しのぶることの 弱りもぞする

作者 89番歌 式子内親王 意味 魂と体を繋ぐ命の糸よ、切れるなら切れてしまえ。このまま行きながらえば、耐え忍ぶ気持ちさえ弱くなってしまうでしょうから。 背景 式子内親王は、後白河院の第三皇女です。こ...
百人一首

天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも

七番歌 安倍仲麻呂 現代語訳 夜空を仰ぎ見ると、丸い月が上がっている。あの月は昔、春日大社の近くにある三笠の山の上に出ていた月と同じ月なのだなぁ。 背景 安倍仲麻呂は、19歳の時に遣唐使として唐に渡り、唐の...
百人一首

春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣干すてふ天の香久山

作者 二番歌 持統天皇(645-702) 意味 春が過ぎて夏が来ました。純白の衣を干しましょう、天の香久山に。 解説 小倉百人一首は、大化の改新の立役者として名を馳せた天智天皇(中大兄皇子)の御製を一番歌とし...
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